ラアルプの少女廃人

某日吉大学2年生ミュージカルオタクが観に行った作品の感想を書きなぐる。バイトは週4~5日、観劇は月2回くらい。週4で授業。劇団四季、東宝系が多いです。語彙力と財力が低めです。ピューロ年パ持ち。アルプスの少女ハイジの塾でバイトしてます。

5/28S ぼくのタネ2019【若干ネタバレ注意】

前回のブログで次回はレミゼと言いましたが、ブログを考えているうちに1ヶ月以上経過してしまったので割愛します!w 少しだけ感想を書くと…
C列センブロだったのでめちゃ楽しかったです!プリンシパルキャストは、福井バル 川口ジャベ 二宮ファンテ 海宝マリ 生田コゼ 屋比久エポ 上山アンジョ 駒田テナ 鈴木テナ夫人 坂野ガブ でした!プロのポンメルシーに爆イケガブローシュ、あとバルジャベのパワーバランスが対等っぽかったのがよかったです。屋比久エポの素がおてんば強め女子っていう感じが逆に切なくて素敵でした。生田コゼは顔面がつよすぎて前半アンサンブルに全然紛れてませんでしたww




さて、本題になります!
TAIYO MAGIC FILMさんの、『ぼくのタネ2019』をみてきました!
ここのお芝居は泣けると界隈で話題でしたがここまでとは……ボロボロに泣きました

伏線回収が完璧な時を越える感動ストーリー!!





それでは本編レッツゴー!


主人公・優司は50歳の誕生日を目前に控えていますが、自殺をしようと考えていました。「たとえ自分が損をしても困っている人を助ける」という信条に従って生きてきましたが、両親は離婚、高校ではいじめに合い、後輩をかばって夢だったレコード会社をクビになり、借金を押し付けて逃げられ、自分も離婚、息子は大学中退……と、散々な人生に希望を見出だせなかったのです。せめて死ぬ前に、と実家を訪れます。
実家に住んでいるのは、妹とその娘たちです(父親は出張設定)。ここの姉妹の掛け合いが軽快でおもしろいです!



姉のずる休みがばれないようにいろいろ工作して、辻褄を合わせるためにバタバタしているのがアンジャッシュのコントみたいでおもしろかったです


この劇、主人公 優司役が4人存在します!
現代パートの優司が過去を回想するときに若い優司が登場します。物語は過去回想、現代パート、それからどこかの花屋カフェ と3つの世界が交互に進んでいきます

後から考えると、現代パートでガラケーを使っていたのがかなりのヒントだったんじゃないかなーと!

一番若い頃(中学生~)の優司を演じられていた寺坂尚呂己さんが素敵だなあと思いました!純粋で、前向きで明るくて、夢に満ちあふれている男の子を、全く何の嫌味も違和感もなく爽やかに演じられるのってすごいですよね!なかなかいない


回想シーンで、困っている人を助けようと思って「幸せの種」をまいてきた優司の人生が明らかになります。果たしてそれは本当に芽吹くことのない無駄なものだったのでしょうか?

優司の息子役、杉江大志さんの少し根暗っぽいお芝居もお見事でした。杉江さんのことは初見だったので本当にそういうタイプの人なのかと(笑)魔法がかかったふりをするところもかなりおもしろかったです


一体3つの世界にはどんな関係があるのか?優司は人生を続けられるのか?全てが明らかになったとき、涙を流さずにはいられませんでした!客席から聞こえるすすり泣きがすごかった(笑)


短いですが今回はここらへんで!最後まで読んでくださってありがとうございました!

次回の観劇予定は『アラジン』です!てかもう観てるんだけど!!忘れないうちに書かなきゃ!